・注文住宅建築でかかる費用全般
注文住宅を建てる時にかかる費用は、建物費用、付帯工事費用、諸経費などです。
これらを合わせると、大体1,800万円から2,000万円程度のお金が必要になります。
とはいえローンを組みますので、一括で現金を用意する必要はありません。
返済計画をきちんと立ててローンを組めば、賃貸に支払う家賃よりも安く買うことが出来ます。

・付帯工事費用とは？
付帯工事費というのは、水回りに繋ぐ給排水管工事や、電気工事などの建物とは別の部分の工事にかかる費用です。
地盤に関する工事も付帯工事費に含まれており、これは、建物を安全に支えるのに大切な部分です。

・坪単価が上がるケースとは？
建物費用は標準仕様のままで購入した場合は、メーカーが提示している表示価格で購入することができますが、オプションなどを追加した場合は、追加費用がかかるようになります。
毎月のローン支払い金額に注意しながら 、グレードアップなどの相談をしていく必要があります。

・住宅ローン保証料
メガバンクや地方銀行などの金融機関で求められることが多く、ネットバンクやモーゲージバンクでは事務手数料に重きを置いているケースが目立ちます。事務手数料は定額制の場合と、借入金額によって異なる定率制の場合があります。
注文住宅は建築費用を分割して支払うことが多い一方、通常の融資は引き渡しのタイミングにならないと借入金を受け取ることができません。土地取得費用や中間金を支払うためにつなぎ融資を利用する場合は、その手数料が必要です。また、住宅ローンの借り入れは土地や建物を担保とするため、更に抵当権設定費用が発生します。住宅ローンの契約書を交わす際に貼る印紙の代金も必要です。合わせて、ほとんどの金融機関が団体信用生命保険の加入を義務付けています。その他、火災保険や地震保険の加入もほぼ必須といえるでしょう。

注文住宅を建てる際は、土地や建物の代金に加え付帯工事費や諸費用も必要です。そのため、現金を多めに用意するかつなぎ融資を利用する必要があります。